梢の幸せのためなら、他の犠牲も厭わない珠美に対して、他の人格をも含めて幸せにしたいという隆士。この主人公が、ヒロイン梢に対する気持ちを、第三者に伝えるのは、おそらく初めてだろうという記念すべき今回の話。
隆士もチラッと、言及してるが、多重人格の形成理由の大部分が幼年期の精神的、肉体的虐待が原因と言われている。虐待から逃れるために、他の人格を創り、メインの人格はその虐待から逃避しようとするらしい。
梢の過去に何があったのかは、今後の展開の大きなポイントになるのは間違いない。